内科

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INTERNAL MEDICINE総合内科専門医による一般内科の診療

診察発熱や腹痛などの日常的な急性症状から、継続治療が必要な慢性疾患・生活習慣病まで幅広く診療しています。
症状の原因となる臓器や組織、疾患は多岐に渡りますので、多くの可能性を考慮に入れた上で必要な検査と診察を行い、適切な治療方針を立てます。
ちょっとした体調不良や健康不安などにも対応していますので、お身体に関するお悩みや心配事がありましたらお気軽にご相談下さい。

最新医療AI機器 - 胸部X線画像病変検出ソフトウェアCXR-AID

CXR

深層学習を行ったAIが胸部X線検査画像を自動解析、病変が疑われる領域を検出する装置です。人の目に加えてAIの目を併用することで見落とし防止を支援し、精度の高い検査が可能になります。
当院では内科診療、健康診断企業健診における胸部X線検査に使用しています。

最新の血液検査機器 ‐ 血球は1分で結果が判明

血液検査機器

当院では院内でMEK-1301CHM-4100といった最新の血液検査機器を導入しています。
貧血などを測定する血球は1分、炎症の数値を示すCRPは3分、糖尿病の値であるHbA1cは5分で結果が判明します。

INTERNAL MEDICINE内科でよくある症状

急性症状

  • 発熱
  • 頭痛
  • 鼻水
  • 喉の痛み
  • 咳・痰
  • 胸や背中の痛み
  • 吐き気・嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢・便秘

など


慢性症状

  • 急な体重の増減
  • 睡眠トラブル(眠れない・寝過ぎてしまう)
  • 食欲低下
  • めまい・立ちくらみ
  • 息切れ・息苦しさ
  • 頻尿

など

INTERNAL MEDICINE内科でよくある疾患

INTERNAL MEDICINE風邪

風邪

鼻や喉の粘膜に炎症を起こしている状態で、原因は主にウイルス感染です。鼻水、鼻詰まり、喉の痛み、咳、発熱などの症状を起こし、ほとんどの場合は数日の安静で改善します。
高齢などで免疫力が低下していると、気管支炎や肺炎の併発や重症化を起こす事もあります。咳が残って治らない場合や発熱などの症状が長引く場合にはお早めに受診して下さい。
抗菌薬の内服は基本的に必要ありませんが、喉の強い痛み、38℃以上の発熱、咳や鼻水がない、前頚部のはれ・圧痛、白色の付着物を伴うのど腫脹などの症状が揃う場合は溶連菌感染が疑われ、抗菌薬を使用したほうが早く治りますので受診をおすすめします。

INTERNAL MEDICINEインフルエンザ

インフルエンザウイルスよる感染症で、空気が乾燥する冬期に流行します。15日の潜伏期間を経て急激な高熱を生じ、頭痛、筋肉痛、倦怠感を伴い、発症から12時間以内にピークを迎え後から咳、鼻水といった気道症状を伴います。感染力が強いので、ご家族や周囲の方にうつさないよう早めに受診してしっかり治しましょう。
発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬を開始すると解熱と症状軽快を早める効果が期待できます。
タミフル、リレンザは症状軽快まで1日程度時間を短縮するとされ、最も効果が確立されている抗インフルエンザ薬です。他にイナビルは1回吸入で済むという利点があり、ゾフルーザは1回内服という利点があります。
重症化すると、気管支炎・肺炎・脳炎などを起こす事がありますので、リスクが高い場合には罹患しても症状が軽くなることが多いインフルエンザワクチンの接種をお勧めしています。

INTERNAL MEDICINE新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は全世界で約6億人が罹患し、約660万人が死亡しました。
上気道炎として発熱、咽頭痛、鼻汁、咳、痰、倦怠感などが現れ、症状が7日ほど続くことがあります。結膜炎、味覚障害、嗅覚障害、下痢や嘔吐などの消化器症状が現れることもあります。
予防は一般的なウイルス感染と同様で、標準予防策(手指衛生)、飛沫予防策(通常のマスク、パーティション)、接触予防策になります。
エアロゾルが発生する場合のみ空気予防策(特殊なマスク:N95)が必要となります。
後遺症は感染後3カ月以内に発症し、少なくとも2カ月続きます。後遺症としてよくあるものは倦怠感、呼吸困難、認知症、胸痛、嗅覚障害、味覚障害、動悸などがあります。

INTERNAL MEDICINE高血圧

病院での血圧が140/90mmHg以上、家庭での血圧が135/85mmHg以上を高血圧と考えます。
血圧が高い状態が続いて血管へ常に負担がかかる慢性疾患で日本には4300万人の患者がいると言われています。高血圧の診断は複数の機械や場面で血圧が高いことを確認する必要があるため、病院のみの血圧測定だけでは不十分です。
治療目標は75歳未満の成人やリスクのある人は病院の血圧で130/80mmHg、家庭での血圧で125/75mmHg未満となります。遺伝的な素因があり、過剰な塩分摂取、飲酒や喫煙、肥満、運動不足などの生活習慣が関与して発症するとされています。
高血圧を放置していると動脈硬化を進行させて心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを上昇させます。

INTERNAL MEDICINE脂質異常症

悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が過剰、または血液中の脂質を回収する役割を持った善玉(HDL)コレステロールが少な過ぎるなど血中の脂質に異常がある状態です。脂質異常症を放置していると、動脈硬化の進行に加え、血管壁に脂質がたまって血管の狭窄や閉塞を起こすリスクがあります。
症状なく進行しますので、突然、脳卒中や心筋梗塞を起こす可能性があり、適切な治療を続ける事が重要です。遺伝的な素因、飽和脂肪酸の過剰摂取、過剰なカロリー摂取、飲酒、肥満、運動不足が発症に関与します。
また、女性は閉経して女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下すると脂質異常症の発症リスクが大きく上昇します。更年期以降は健康診断の結果に注意して下さい。
食事療法の基本としては摂取エネルギーを減らし、炭水化物5割、脂質3割、タンパク質2割くらいの配分で食べるのが良いとされています。脂質としては魚油に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)が脂質改善に有効とされています。運動療法としては30分以上の適度な有酸素運動が望ましいとされています。

INTERNAL MEDICINE糖尿病

肥満,遺伝,運動不足などが原因で血液中のブドウ糖が過剰な高血糖状態が続く疾患です。食事で取り込んだ糖分は、インスリンの働きによって細胞に取り込まれてエネルギー源となります。
糖尿病になるとインスリンの不足や働きの低下によって細胞が十分な血糖を取り込めなくなって高血糖の状態が続き、動脈硬化を進行させます。血管に大きなダメージを与え、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管リスクが高まり,毛細血管のダメージでは失明や足の壊死などを起こす深刻な合併症を生じる可能性もあります。
また、細胞がエネルギー不足になる事から、全身倦怠感の症状が出たり、免疫力低下や傷の治りが悪くなったりします。

INTERNAL MEDICINE高尿酸血症

成人男性の20%以上が高尿酸血症に当てはまり、女性では5%未満と男女差があります。血液中の尿酸値が高い状態が続く疾患で、放置していると痛風発作を起こす場合があります。尿酸値が高くても痛風発作を起こさないケースありますが、その場合も腎臓にダメージが蓄積されて腎不全に進行する可能性があり、治療が必要です。
尿酸はプリン体から作られますので、プリン体を多く含む青魚やレバー・肉類の摂取は控えめにして下さい。また、ビールだけでなくアルコール全般(ワインはOK)の摂取が尿酸値を上昇させますので、飲酒は適量にとどめましょう。十分な水分摂取も重要です。
なお過剰な運動は痛風発作のリスクを上げてしまいますので、運動は主治医と相談して行うようにして下さい。

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